なぜ「爪を切りなさい!」と先生は言うのか?

なぜ「爪を切りなさい!」と先生は言うのか?

爪のことで毎回先生に言われてしまう。あるあるですね。那覇市小禄のシュパース音楽教室です🎹

ピアノを習い始めると、先生から必ずと言っていいほど言われることがあります。それが「爪を切ってきてね」というひと言。実はこれ、見た目の話ではなく上達に直結する理由があります。今回はその理由をまとめてみました。

爪が長いと「指の使い方」が変わってしまう

ピアノを弾くとき、指先の「肉の部分」でしっかり鍵盤を押さえることがとても重要です。ところが爪が長いと、指を立てた瞬間に爪が鍵盤に当たってしまい、自然と指を寝かせた弾き方になってしまいます。

指を寝かせて弾くと、隣の鍵盤にも触れやすくなり音が濁ったり、指に力が入りにくくなったりと、演奏の質に直接影響が出ます。

初心者のうちに正しい指の形を身につけることは、その後の上達スピードに大きく関わります。爪の長さは、その土台をつくる第一歩なのです。

カチカチ音が出て、弾いていて気持ちよくない

爪が長い状態で鍵盤を弾くと、「カチカチ」という硬い音が鳴ります。これは爪が鍵盤に当たっている音で、演奏中ずっと気になってしまいます。

実はこれ、弾いている本人だけでなく、先生も聴いていてすぐわかります。当教室でも、レッスン中に「あ、今日は爪を切ってきていないな」と音で気づくことが少なくありません。

音楽は「音を楽しむ」もの。せっかく弾くなら、自分の出す音に集中できる状態で臨んでほしいと思っています。

正しいフォームが習慣になる前に、爪の習慣をつくっておこう

ピアノの上達には、正しいフォームを「癖」にしてしまうことが近道です。でも、爪が長い状態で練習を続けると、知らず知らずのうちに「爪に合わせた弾き方」が癖になってしまいます。

後からフォームを直すのは、最初から正しく覚えるよりずっと時間がかかります。だからこそ、先生たちは口を酸っぱくして「爪を切ってね」と伝えているのです。

レッスンのある日の朝、もしくは前日の夜に爪を確認する習慣をつけるだけで、ずいぶん変わりますよ。少しずつで大丈夫です🎵

どのくらいの長さがベスト?

目安は「指の腹側から見たとき、爪が見えない長さ」です。指先をトントンと机に当てたとき、爪が当たらないくらいが理想的です。

深爪にする必要はありません。痛くない範囲で、できるだけ短くしておけばOKです。

小さなお子さんの場合は、保護者の方にレッスン前日に確認していただけると、先生もとても助かります。

まとめ

「爪を切りなさい」には、ちゃんとした理由がありました。

  • 指を正しく立てて弾くために必要
  • 爪が長いとカチカチ音が出て演奏に集中できない
  • 間違ったフォームが癖になる前に正しい習慣をつくるため

ピアノのレッスンに来る前の小さな準備として、爪チェックを習慣にしてみてください。それだけで、上達のスタートラインがぐっと整います。

ピアノは、正しい方向で学ぶほど上達が早くなります。那覇市でピアノを学びたい方は、シュパース音楽教室へ。お子さまから大人まで個人レッスンで丁寧に指導しています。体験レッスンはお気軽にどうぞ!